3月26日(日)、奈良先端科学技術大学院大学の留学生ケシー・スーザン・ジョセフさんを迎え、『ハロハロ☆ikoryu~タンザニアDAY』を開催しました。
タンザニアは、人類発祥の地という古い歴史を持ちながら、ポルトガル・ドイツ・イギリスなどの植民地支配を経て、1961年に独立を達成し、豊かな自然と資源を背景に成長の著しい若い国でもあります。国内には31種族が存在し、宗教的にもキリスト教徒もいればイスラム教徒もいる、生活様式も現代的な生活をおくる人々もいれば伝統的な生活を続けている人々もおり、その多様さは私たちが想像する以上のものがあるようです。現在の大統領は女性で、ジェンダーバイアスは比較的無いそうです。ケシーさん自身、結婚した後も留学生として、ドイツ・中国・日本の大学で研究を続けてこられたとのこと。遠く離れた国で前向きに生きていこうとする姿は、タンザニアの女性の明るさとたくましさ、そして何より人と人の結びつきを大切にする国民性の中で育まれた人なつっこい温かな人柄をひしひしと感じました。

途中、タンザニアのスパイスのきいたお茶とマンダジ(揚げパン)を調理していただき、参加者のみんなでおいしくいただきました。