10月30日(日)秋晴れの下、『いこま国際Friendshipフェスタ』が近鉄生駒駅前の「ベルテラス」と「たけまるホール」で開催されました。

 

小紫生駒市長の歓迎挨拶から開会した、青空いっぱいのベルテラス会場では、奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)のインドネシアからの留学生による「アンクルン」の演奏。続いて、いこまハングル学校の子どもたちと保護者による「歌とサムルノリ」の演奏で、国際色豊かなオープニングが盛り上がりました。

 

留学生の皆さんは、この間なかなか集まれない状況が続いていたが、フェスタに出演するという目的ができ集まり交流できたのが何より良かったと、生き生きと演奏されていました。また、生駒ハングル学校のみなさんも、多文化共生の舞台にふさわしい発表をしようと、2才から40代まで世代を超え集まり一生懸命に練習されたそうです。子どもを中心に民族衣装で歌い、楽しく演奏する姿に観客から大きな声援が送られました。

 

書道や浴衣という日本文化を体験する人たち、遊びや民族衣装、韓紙工芸やハロウィンのお話や工作で外国の文化を楽しむ人々、大人も子どもたちも外国人市民もたくさん参加してくれていました。どのブースも盛況で、楽しそうにまた真剣に取り組んでいる参加者の姿が印象的でした。この催しが外国人市民と地域の人々の出会いの機会となり、さらに広く深く国際交流や多文化共生の波が広がっていってくれることを願います。

 

今回は生駒市が主催し、NAIST・奈良北高校・ikoryuが協力するという初めてのかたちで開催されました。私たちikoryuにとっても、準備段階から参加してきて、新たな出会いと学びに恵まれた催しとなりました。